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必死であること。がむしゃらであること。全力で生きること。熱いことは格好悪いことだろうか?のらりくらりでの上映会。映画作りに情熱をかけた男の映画は、生きてるうちに天国を作ろうという、無理を成し遂げるドキュメンタリーである。実はこの映画、私が見るのは2回目である。一回目はうるとらカフェでの上映会である。

何故かこの映画、節目に私に問いかけてくるようだ。一回目はうるとらをオープンし、一緒にやってきたスタッフが現実を受け止められずに去って、私一人、孤独の中にいた頃である。この映画の監督である「てんつくまん」が語るメッセージカットの中に「あなた本当に限界なの?」と問いかけが出てくる。これは借金がかさみ、自分の夢に多くの仲間を巻き込んだ後悔の中、昔の彼女が彼を助けてくれた言葉である。私は限界ではなかったが、何か吹っ切れたのを覚えている。そして、いつの間にか熱く夢を持った仲間に囲まれていまに至っている。今回ものらりくらりをオープンし、ちょっとした人生においての疑問を感じている最中である。まあ、くだらないことであるが。

この映画は見たいと思う人たちがお金を出し合って、場所を確保し、映像を借りて試写会を行うものである。そんな手間のかかること。そんなんしてまで見るやつがいるのか。。。いるのです。いっぱいいっぱいいるのです。背中を押してほしい人が溢れている。夢を恥ずかしいのか、自信が無いのか、でも、みんな夢中で、涙を流す。夢中である。何かしたいのだろう。そして、彼らの何人かは何かをするに違いない。私は才能だけで生きている人間が好きではない。努力は生まれてきた以上当たり前である。彼らを応援したい。

私もそうであったが、人は知らず知らずに「壁」を作る。超えるのが怖い壁である。しかし、超えてしまえばそう怖いものではない。何でもできてしまう。できると想像できることは出来てしまうものなのです。そういうことを教えてくれる映画です。

感動しいの私ですので、感動しました。また、節目で会いたいです。

 

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