１０月１６日

ちょっと風邪をひいたようだ
なんとなく体がだるい
今倒れるわけにはいかない
気をつけないと

先ほど
コットンの若頭とあった
彼とはスタッフの絡みで仲がいい
馬場の先輩から
アドバイスをもらう

うるとらは
まだ、早稲田にカフェでご飯を食べる文化が無いときに
カフェご飯をぶち込んで成功した
カフェブームを起した

今馬場はバルブームといって言いと思う
やはり馬場にバルという文化が無く
そこにニーズがあり火がついた

私はワセカフェはもう当たり前になり
もう一つ新しい何かが必要と感じている

しかし、うちのスタッフの中には
カフェでご飯を食べるというのは若い世代のもの
これからはまだ、広がりがあり
新しい文化への入り口だという考えもある

私はカフェ屋である
基本そこではプロフェッショナルであるが
まだまだ進化できる
皆さんが望めば更にカフェを盛り上げていきたい

これからは
個人ではなく
つながりや地域とのコミュニケーションが
大切になる時代だと考える

答えはそう簡単には見つからない
ただ、前を見るだけである

１０月１５日

東京調理師専門学校の恩師が
もぐらに訪問

近況を話す

不況続きの外食の中
何かつながりが持てるといいのだがと

学生さんにも
強い意志と
大きな夢を持って欲しいと伝える

私は
夜学だったが
やはり半分も飲食を続けていないらしい

忙しい中
やはり会いに来てくれるのは
うれしいものだ

１０月１２日

さあグレンフィディックからはじめよう

キングオブモルト

スコットランド

10月11日

25歳のとき
カナダへ逃避行
マニトバはウィニペグへ

丁度五大湖の上辺り
夏は日が長く
青い空が地平線のどこまでも続き
冬は日が短く
吹雪けば
南極観測隊の
太郎や次郎や三郎やら

街の西のはずれに
センチャールズカントリークラブ&ゴルフがある
私はそこで
毎日
指を切り
はーりーあっぷと煽られ
英語で悔しがり
ふぁっきんだの
しっとだの

毎日
カナダを代表するシェフの下で
一流を学ぶことになる
村上功志
日本で腕を磨いて
古い体質にさようなら
国籍までとって
国際料理オリンピックで
カナダ代表に
優勝し
最優秀選手に選ばれる

はなったれの私が
何の因果か
弟子入りして
まあ
迷惑をおかけしました

シェフに恥じない仕事を心がけなければ

いつか
またいつかカナダへ
モスキードの街

今風にいうと
私のアナザースカイへ

10月10日

大岡弘武さん醸造のワインを飲んだ

ル・カノン　ルージュ
シラー６０％　グルナッシュ２０％　メルロー２０％

資料を読むと
大岡さんの情熱とこだわりが伝わる
その年の出来によって
葡萄品種の選定や
出来の悪い葡萄、樽の破棄
少量でも最良にこだわる

飲み口は
生意気に言うと
若干若く
荒くも感じるが
空気に触れて
まろやかさを取り入れると
最良の酸味と甘味
力強さとやさしさを兼ね備えた
素晴らしいワインでした

ああ、こんなに早く呑んでしまうのなら
もう1本買っておけばよかった

私の最高にうまいスペシャルカレーに
すごくマッチして
すごく幸せだった